ちいさな成功

私が半年間で５０万貯めたときの話です。

ちいさな成功を積み重ねてできたこと。もう一度やれといわれてもちょっときびしい・・・

日々の積み重ねは後にならないと見えない

私の給料は激安です。この中から７万円も貯金に回すのは本当に難しかったです。ないものと思ってといいますが、いや本当はあるじゃん！！って思っていました。

５０万円貯めることができたのは日々お金を使わなかったことの積み重ねに他なりません。

使わないこと＝成功であるならば、毎日それを繰り返した日々の積み重ねが５０万円という結果になったということ。

この使わない日＝ちいさな成功という図式に当てはめると、ちいさな成功は最初の頃が本当に辛いのです。

結果が見えないからです。これを半年も・・・？見た目が何一つ変わってないというか。しんどいのに何も報われないというか。かといって何かにお金を使うとその当時は失敗に分類されていたので、積み重ねができなかったことへのストレスも大きかったです。それが無駄遣いであったときは自己嫌悪もすごいものでした。

失敗を最速で繰り返すことが大事だとその時はわかっていなかったので、挫折しそうにもなりました。達成できたからですが、なんであの時の自分は頑張れた（貯めることができた）のかというと、期間を半年間と短く決めていたことだと思います

しんどかったのは最初の二か月でした。

軽く完璧主義も入っているのでプランが少しでも狂うと許せない。最初の月はたしか予定してた貯金よりも少なかったので自己嫌悪もありました。

頭を使うようになる

二か月目。予算を考えると今月もハードになることは避けられません。

貯金をやめてしまいたいのをぐっと堪えられたのは、最初の月のしんどさを無駄にしたくなかったのと、少なかったとはいえ貯金はできたからです。

わたしはモノを所有することがそんなに好きじゃないので、モノを買うことはそんなにないなと思っていたのですが消耗品は別です。そして収入は極端に低いので消耗品を買うのも考えないといけません。

でもなぜかお金は使っている。どうしてだろう。そこでこのようなことを始めました

続かないからという理由で家計簿を避けていたのですが、使ったものと金額だけ記録していこうと思いざっとカレンダーに書くと・・まあ思っていたより使っていました。

モノじゃなくて交際費だったり電子書籍だったり。コンタクトなどの日用品。塵も積もればで意識してないだけでお金は使っているんだなと知りました。

そこから何か欲しくなれば自分が持ってるもので代用できないか、してみたいことはお金を使わない方法でやってみることを勉強しました。意外とどうにかなるものです。

ただそれでも欲しい時は欲しい。買っていました。今までは買ったらそのままだったけど本当に必要だったかどうかは検証しました。検証というのは使っていたかどうかです。体感8割くらいは無駄遣いでした。本当になにをしていたんだろう

たくさんの失敗は最速でする

何度も言いますが、ここまでくると貯金をしたいという思いが強くなります。そして１か月目の時の口座よりも大きくなっているお金をみるとおお・・・となる自分がいました。（他人からみたら大した金額ではない。）

でも私はもともと浪費家で後先考えず、また承認欲求も強かったので無駄にお金を使っていました。そんな自分がです。貯金を意識してできています

５０万円を貯めるにあたり、やりたいこと、買いたいものがあっても、無理して我慢してもどうせやらないと後で爆発すると思ってやりたいことはやっていました。いくら考えてるとはいえ欲しいものは買うんだと。交際費も削らないと。そしてたくさんの失敗を経て自分に必要なものそうでないものを知るきっかけになりました。失敗しても次に生かせばいいと自ら思うようになったのは大きいです。

そしてちいさな日々の積み重ねはちゃんと返事をしてくれる時がきます。精神を病まずに楽しくお金を貯めれるときが４か月目くらいからできるようになりました。

そして半年後、私は５０万円の貯金に成功します。

あの時の貯金は今

あれから数か月経ち、ぎちぎちの貯金はやめましたが自分に無理のない範囲で貯金ができています。

あの貯金は少しだけ使いました

一つはパソコン

８年前に買ったPCがあるのだが起動も遅く、何もかもおそいのでiPadに頼ってましたが使うのに限界を感じたこと、電池の消耗が早くて使いにくくなったこと。今こうやってブログ書いてるこのPCはびっくりするくらいサクサク動いてくれてストレスもありません。いい買い物をしたと心から思えます。

もう一つは旅行

少しコロナが落ち着いたときに行きました。一泊二日だったのとイベントの時期が重なり少し値は張ったけど本当に楽しかったです。占いという経験や、テーマパークで友達と楽しく過ごせた時間はいつ思い出しても色あせることはありません。

どちらにもすごく満足しています

ちいさな成功はちょっとだけ自分を変えてくれました。

だからやりたいなと思ったことは少しでいいから始めた方がわたしはいいと思います。